みなさんこんにちは☆飯田ほのかです☆
コロナの感染者数も少なくなり、緊急事態宣言も解けて少しだけ息抜きもしたいと思い、先日美術館に行ってきました!!
最初は、ジブリ美術館やルール展など気になるところがたくさんあるものの、あいにくの定休日で行きたかったところに行けず、すこし気になっていたアナザーエナジー展に行きました♪
久しぶりの美術館にすごく刺激を受け、いろいろ考えさせられました。
この展示会は、世界で活躍する71歳から107歳の16人の女性アーティストの作品がたくさん並び、年齢を重ねているから戦争や女性差別など、今を生きる私たちよりも困難を経験したからこそ個性あふれる力強い作品ばかりでした。
宮本和子
〈無題〉〈黒い芥子〉
市販の釘と糸だけでできた作品で、鑑賞位置によって見え方が変わります。
女性をイメージさせる糸という素材で、白人男性中心の米国美術界に新たな解釈を加えました。
糸には見えない鋼のような力強い作品は、どの角度から見てもいろんな見え方で素晴らしかったです。
三島喜美代
〈作品 92-N〉
〈作品 21-A〉
この作品は、どちらも陶器できていて上の作品は新聞紙、電話帳、漫画など巨大な直方体に積み上げられた作品。
高さ2メートルを超える作品は特別な存在感があり、情報で溢れかえる情報社会を表しています。
そして2枚目は、その情報がゴミとなってしまったという作品です。
今ではたくさんのSNSから情報を吸収できますが、簡単に手にできてしまうゆえ信じきれないゴミのような情報も山ほど。
そんなものを陶器で作るという、近くに行っても分からないほどリアルでした。
これを作った方の言葉に、すごく胸を打たれました。
他にもいろんな人の作品が本当に沢山あり、刺激をもらいました!!
気づかないところででも、身近にあるような課題やその土地ならではの情報特有の課題。
それを考えながらみる作品は、とても感慨深いものでした!!
でも、感性動かされる美術館はとても楽しく刺激あるもので、またいろんなことを感じ取りながら行きたいなと思いました!